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南アフリカ特需が去り、国内の移民排斥 サッカーW杯後遺症 [政治、経済]



11日にヨハネスブルクで行われた2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)の開会式にマンデラ氏は出席する予定だったが、開会前日にひ孫が亡くなり、出席がキャンセルされていた。しかし自らが先頭に立って誘致したこの大会の決勝前の閉会式にマンデラ氏は短時間だけ登場した。(c)AFP


W杯の閉会式にネルソン・マンデラ氏が登場したのは、南アの大会としてもっともふさわしい光景だった。しかし、スペインが優勝して黄金のトロフィーを贈呈するときのシーンにはテレビ観客として不満が残った。FIFAのブラッター会長が目立ち、主催国のズマ大統領がまるで、家来のように従うようにしか見えなかったからだ。このシーンを見て、オレはFIFA利権の旨みを誰が握っているのかを改めて感じた次第である。

建設特需が去り、南アフリカでは、国内矛盾が早くも報道されるようになった。

http://mainichi.jp/select/world/news/20100719ddm007030094000c.html

南アフリカ:W杯「特需」去り、強まる移民排斥 マンデラ財団も懸念表明  【ヨハネスブルク高尾具成】サッカー・ワールドカップ(W杯)が閉会したばかりの南アフリカで、「職を奪われる」などの理由から移民排斥の動きが高まっている。ズマ大統領が「安定と団結」を呼び掛けるなど沈静化を図っているが移民の不安は解消されていない。18日は人種を超えた融和を呼び掛けたマンデラ元大統領(92)の誕生日で、国連が昨年、「ネルソン・マンデラ国際デー」に制定した。ネルソン・マンデラ財団は一連の移民排斥の動きに懸念を表明している。  W杯決勝戦があった11日、西ケープ州で、南ア住民が移民を襲撃。ソマリア系移民が経営する商店が略奪に遭うなど約70人が地元警察署に避難した。周辺は失業率が約25%と高い。W杯期間限定の短期雇用が終了する不安から移民に暴力をふるったとみられる。  隣国ジンバブエからの移民には母国へ戻る現象も生じている。ジンバブエからは08年の大統領選を巡る混乱により大量の移民が流入している。  ズマ大統領はこのほどW杯成功で信頼を得た南アのイメージを損なうと強く非難。「外国籍住民を傷付けようとする邪悪な行為や計略を孤立させよう」との声明を出した。  南アでは元々、移民に対する暴力が横行していた。08年5~6月には巻き添えの南ア住民も含め、約60人が殺害され、約10万人の移民が一時的に住まいを追われた。今年1月にはムプマランガ州で行政サービス向上を求める抗議デモが暴徒化。移民らの店舗が襲撃された。  W杯期間中から移民への暴力は憂慮されておりネルソン・マンデラ財団は先月末、「憲法は外国人を含む市民の権利を保障している」との声明を出した。  マンデラ氏は17日、家族や知人のほか、生まれ故郷の東ケープ州から約100人の子どもたちをヨハネスブルクの自宅に招き、誕生日を祝った。


この南アフリカのW杯をきっかけにアフリカ諸国が自立への道を歩み始めていることをNHKなどがアフリカ特集ドキュメントで紹介し、ダイヤモンドのデビアス社やリオテントジンク社などロスチャイルド系の国際金融資本の独占資源管理に楔を打つ南アフリカに限らずボツワナなどの実態を紹介していたが、現実は簡単ではないようだ。露骨な植民地支配は形を変えて、アフリカに押しかかる。
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そういえば、日本ではCIA工作のもっとも成功した例として、いま、民主党の菅内閣は財務省主導の予算編成を官邸主導で行うと昨夜来からメディアが必死になって報道している。言い訳すればするほど、菅内閣のボロつまり、ウソが出てくる。官僚が黙認しメディアが菅の言い訳を、さも本当のように報道すること自身が胡散臭い証明でもある。昨年の国家戦略局の責任者になったのは副総理の菅ではなかったのか。それが財務省兼任になり、官僚に取り込まれたことなど、ネットでニュースを読む連中には常識になっている。

参議院選挙大敗を民意と感じないドンカンの空き缶に「ノー」をつきつきているのだ。
もちろん、仙谷官房長官や野田財務、玄蕃などと政府主導で編成するなどと弁明しても誰も信用していない。消費税アップに企業減税に言い訳ばかり、しかも沖縄を敵に回した、空き缶の底がアナ空いているのに知らぬは首相だけとは、情けない。ここまでアメリカのポチになって権力を握りたかったのね。

みんなの党ごときにもバカにされるハズだ。とっとと出て行け!! 市民派の衣を着た権力の亡者よさらばじゃ!!SN3A0138.JPG





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