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強制捜査に見るマスメディアの絶望的な検察ファッショ支援! [政治、経済]

JANJAN
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20100114ATDG1306713012010.html
最終戦争-東京地検が小沢氏の「陸山会」に再び強制捜査
2010年01月14日政治・政党東京
田中龍作

 
民主党の小沢幹事長の政治資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐって、東京地検特捜部は13日夕、陸山会事務所(東京・赤坂)や大手ゼネコン鹿島建設などを一斉に家宅捜索した。家宅捜索礼状は、小沢氏の元秘書・石川智弘衆院議員が土地を購入した代金4億円を収支報告書に記載していなかったことによる政治資金規正法違反。 押収した資料を積んだ東京地検特捜部の車両(13日午後10時40分頃。陸山会が入るマンション・港区赤坂。筆者撮影)  「小沢城」の本丸とも言われる「陸山会」事務所の家宅捜索は7時間余りにも及んだ。午後5時前に「陸山会」の入居する赤坂のマンションに踏み込んだ東京地検の係官が、マンションから出てきた時、時計の針は零時を回り14日になっていた。  「陸山会」が家宅捜索を受けるのは、昨年3月の「西松建設事件」に続いて2度目だ。西松建設事件では小沢氏の地元事務所や母親の自宅が東京地検による家宅捜索を受けた。  「陸山会」による土地購入問題は年明け早々から新聞・テレビを賑わし、地検が小沢氏を事情聴取するとまで報道されている。捜査機関のみぞ知る報道内容からして、検察によるリークであることは明らかだ。  恩師の田中角栄氏が東京地検に逮捕されたのを傍で見ていた小沢氏は、並外れて用心深い。角栄氏の公判はすべて傍聴している。疑惑が持たれるような資料(書類、ディスク、領収書、通帳)などは「とっくの昔」に処分しているはずだ。  地検もそれを知っているはずである。有力な資料など出てくる可能性は極めて低い。それも2回目の家宅捜索である。にもかかわらず7時間余りも家宅捜索をかけた。  小沢氏が事情聴取に応じないことに業を煮やした東京地検の威嚇と見てよいだろう。「土地購入にあてた資金の流れを明らかにするために家宅捜索が必要」とする大メディアのコメントも、これまた地検のリークだ。筆者は小沢氏の肩を持つ訳ではないが、政権与党の幹事長の事務所に強制捜査が入るのは異常な事態だ。小沢氏と検察による「最終戦争」の凄まじさなのだろうか。 ◇記者の「ブログ」「ホームページ」など 田中龍作ジャーナル http://tanakaryusaku.seesaa.net/


強制捜査 小沢氏はどう説明する(信濃毎日)

1月14日(木)
http://www.shinmai.co.jp/news/20100114/KT100113ETI090005000022.htm

 
小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐり、東京地検が小沢氏の個人事務所などを家宅捜索した。  小沢氏の権限は、見方によっては首相をも上回る。いわば政界一の実力者が「政治とカネ」の問題で強制捜査の対象になった。衝撃的な展開だ。  小沢氏の元私設秘書石川知裕衆院議員の議員会館事務所や、大手ゼネコン鹿島の本社なども捜索を受けている。立件へ向けた検察の決意がにじむ。  検察には疑問を残さぬ捜査を望みたい。小沢氏と民主党は捜査の進展を待たず、国民に対し事情を詳しく説明すべきだ。  問題とされるのは2004年の取引である。東京都内の土地を、陸山会が約3億4千万円で購入した。購入資金について、小沢事務所は「定期預金を担保に銀行から借りた4億円を充てた」と説明していた。  しかし実際には、融資を受ける前に支払いは済んでいた。  問題は二つある。一つは、こうした金の動きを政治資金収支報告書に記載していなかったことだ。政治資金規正法に違反する可能性が高い。きのうの捜索も規正法違反(不記載)の容疑である。  もう一つは、融資を受ける前に支払った金をどう調達したか説明できていないことだ。問題はこちらの方が重大である。  石川議員は検察の調べに、こう話しているという。  「小沢先生から(貸付金として)現金4億円を手渡され、購入資金に充てた」「(金は)先生のたんす預金だったと思う」  小沢氏は12日、この問題で記者会見している。「国民に誤解を与えた」ことを陳謝したものの、具体的説明は拒んだ。これでは国民の理解は得られない。  4億円の一部はゼネコンからの裏献金だった疑いも浮上している。土地の購入資金をどこからひねり出したのか。本当にたんす預金だったのか。胸に落ちる説明を小沢氏に求める。  鳩山由紀夫首相の元秘書が偽装献金問題で起訴されている。民主党の2人のトップ、首相と幹事長が「政治とカネ」の問題を追及される異常さを、党は深刻に受け止めないといけない。  民主党はかねて企業・団体献金を全面禁止する方針を掲げているものの、首相や小沢氏の問題を抱えたままでは説得力はない。事実解明を求める声が党内からあまり聞こえてこないのも残念だ。党の自浄力も問われている。


資金提供「鹿島の指示」 小沢氏関係先一斉捜索(日経)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20100114ATDG1306713012010.html

 
民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入問題で、東京地検特捜部の任意の事情聴取に対し、土地購入前などに小沢氏側に資金提供したことを認めている中堅ゼネコンの元幹部が「鹿島の指示だった」と供述していることが13日、関係者の話で分かった。鹿島側は関与を否定しており、特捜部は供述の信用性を判断するのに必要な資料を入手するため、鹿島本社などを家宅捜索の対象に加えたとみられる。  鹿島は2004年10月、国が建設を進める胆沢ダム(岩手県奥州市)の本体工事を落札。中堅ゼネコンはその下請けに入っている。 (09:38)


東京地検の特捜部の強制捜査に対して新たな証言者をANNニュースが伝えていた。その証言者は石川議員の元秘書で3月4日の事務所家宅捜査の前に資料を処分するように、小沢氏の指示があり、石川議員から指示されて一部資料を処分したというものだった。

さて、小沢事務所から昨年の衆議院の対立候補以来、元秘書の裏切り行為というか、検察に何かをにぎられていたのか、検察の執拗な小沢たたきがいよいよ、最終段階に入ってきた。

鹿島の指示で下請け中堅ゼネコンが5000万円渡したというのなら、これは政治資金規正法以前の問題の贈収賄になるのか? その辺のところさっぱりわからない。4億円の出所に問題がいっているのがそこなら、鹿島からも逮捕者でるでしょう。これは、違うの。政治団体を通じての献金じゃないんでしょう。そんな初歩的なこと小沢がやるとは思えない。関係者の証言ってナンなのか、という疑問にはマスコミは答えない。検察のリークがないと知りえない情報しか流していないのだから、しかも、自民党の連中や公明党の連中の顔が流れると、こいつらがどれほど、土木建設利権政治や小泉・竹中支持でどれほどあくどい公共事業をし福祉を交代後退させて、日本をだめにしたのかを思うと、批判の矛先は小沢より先にやることあるやろ、といいたいね。小泉・竹中を国会に承認喚問してりそな国営化(事実上)のヤミを追及すべきだ。

小泉は息子進次郎を跡目にするという、脱税行為を平然としているし、竹中は相変わらず、構造改革郵政民営化でうなっているし、派遣会社の役員になるなど、自身のファミリーの利益は確保。

ま、オレは別に小沢氏シンパではないけれども、このところの検察の横暴はやはり利権確保という印象しかないので、検察批判を視野に入れておきたい。三井環氏は検察の裏金告発して、逆に逮捕されて仮釈放もままならなかった。昨年一昨年10月に収監されて、間もなく出所する。元大阪高検公安部長にして、これくらい検察はやるのだ。

小沢氏の利権と検察マスコミの利権のどっちがどう、といったら、権力の権化東京地検の悪人面の方が際立つというものだ。マスコミはますます信用をなくすだろう。一部の視聴者をだませても、自分たちのよってたつ基盤が軟弱だ。原子力発電、電力会社には一切たてつけない。すべての団体の役員には電力会社のまわし者の名が連なる。東京電力刈羽崎原子力発電の運転再開が告げられ、テレビCMではソフト路線で若い男女の管理者が安全運転に努めていることをアピールしていた。

数日して、ハイチでマグネチュード7という大地震が発生して死者10万人の報道が出た。

刈羽崎は地震の起きたところだ。安全宣言などまやかしもはなはだしい。

いまこそ広瀬隆氏の『新版危険な話』(新潮社文庫)を再読し、学ぶべきだと声を大にしていいたい。特捜の小沢捜査から、横道にそれたが、原子力利権こそ究極の人類破壊につながるのだ。原子力発電が止まったら、火力発電が増えて、CO2増えただと、それぐらい我慢する。原子炉爆発したら、チェルノブイリになるのだ。
想像力の問題やろ、と、本来ならツイッターでつなぎたいぼやきをエントリーして見た。

本日も睡眠が浅く朝なかなか起きられずに、三鷹の元校長先生の裁判傍聴できなかった残念だ。都教委はひどい。米長は将棋馬鹿だ。あんな奴に教育を語らせるな。もっともオレにはもっと教育を語る資格はないことを自覚しているので、立派な方は応援したいだけです。さる会合でお会いして、感心したことがあった。実に丁寧に生徒に接していた話。横道それすぎたので、またの機会に。

支離滅裂な日。

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