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小沢一郎の代表選挙出馬決断に拍手を! [政治、経済]



菅政権から三か月、参議院議員選挙の惨敗の責任を執行部や内閣の誰もが責任を取らずに、いたずらに政府与党の政局報道がマスコミで情報操作される中、ついにというか、とうとうというか小沢一郎が代表選挙に立候補を表明したことは、大変喜ばしい。この一年半反小沢一郎キャンペーンはどう考えても度をこしており、オレのようなのんぽりでも嫌な気分にさせられてきた。直前まで小沢一郎の出馬はない、という情報操作も結局は功を奏さずに、小沢一郎は鳩山由紀夫の全面協力の言を得て出馬を決意した。

小沢一郎批判の根は「政治とカネ」問題ということで、執拗に検察リーク報道が後押しして代表辞任や幹事長辞任、あげくは反小沢一郎派の策略によって、すべての党運営から排除される一兵卒になり、菅総理からは「静かにしていただきたい」とダメ出しされ、参議院議員選挙でも自分の立てた候補者にも十分な支援が行き届かずに惨敗したのはつい、ひとつき半前のことだった。

野党に目を転じてもすぐに政権担当できる体制はなく、いたずらに多党化して混迷を深めているだけの現状を考えるとき、ベストが望めないのならベターを求めざるを得ない。少なくとも、小沢一郎なら国民新党の亀井静香氏や新党大地の鈴木宗男氏のような権力の中枢を知る、議員の立場を尊重できる起用法、つまり連立や協力を仰ぐことが現実的にもできる。「政治主導」を掲げた民主党がいつの間にか、自公政権のようになるのは、何としても阻止しなければならない。確かに、小沢一郎の政治手法はマスコミからは批判されてきた。それは検察権力との合体報道でもあった。あの検察裏金問題を告発しようとした、三井環氏をして、冤罪での出所後の講演で、小沢一郎をあそこまで追及するのなら、検察は確たる証拠をつかんでいると思っていたが、実はそうではないようなので、驚いた旨の話があった。

ともあれ、執拗な検察審査会の追及も法的には、代表選挙と別次元の話であることは、専門家から指摘されてきた。小沢一郎の決断を待った多くの民主党サポーターは代表選挙の投票に参加できるのだから、政党の手続きとしては何ら問題もない。ただ、今回の代表選挙は大手マスコミの論説が説くように事実上の首班指名につながり、総理を決める代表選挙になることが確実なのだ。菅総理続投の答えが出るのならそれも手続きとしては何の問題もない。ただ、「政権交代」をうながした一国民の中には、一年前の選挙を鑑みて、菅では「ノー」と答えたのは参議院議員選挙の結果で出した。浮動票が減ったのはひとり、民主党政権のマニュフェスト違反が続出した結果である。














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