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参議院選挙小沢幹事長の検察への反撃になるのか? [政治、経済]



昨日、小沢幹事長の参議院候補の会見で第一次候補者の発表があった。東京新聞紙面では、
<スコープ>キーワードは女性、自民票、複数擁立 過半数へ『小沢流』健在 http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2010030402000074.html 2010年3月4日 紙面から  民主党が三日決定した、夏の参院選の第一次公認候補八十七人。六十議席以上を獲得して単独過半数を確保する目標に向けて、小沢一郎幹事長が練りに練った顔ぶれだ。分析すると、「複数擁立」「自民票」「女性候補」といった勝利へのキーワードが浮かび上がる。 (大杉はるか)


三つがキーワードだそうだ。「複数擁立」「自民票」「女性候補」確かに幹事長として。「政治とカネ」をあやつり実務に強い男の面目を賭けた選挙ということになる。しかも自民党離党の公認もある。自民党元秘書の公認もある。タレント岡崎友紀の名前もある。池谷幸雄の名もある。さらにこの中の記事にはないが、庄野真代も噂では先行していた。島根だったかでの自民の牙城切り崩しなど、選挙の実務に強いところをづ遺書に発揮、さらに農協や医師会への切り崩しを考えているという。

わが友・小沢一郎

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第一次候補の段階でここまで発表されると、自民党を割る覚悟の舛添さん大丈夫かい、みんなの党は補完できるのかい、と言ってみたくもなる。東京地検や官僚の民主党を切り崩したい意図がこの反転攻勢で見えてきたようだ。前田明日は保留だそうだが、日常の素行に問題のある連中は知名度重視でも回避すべきだというのが、オレの感想だ。格闘家としては、プロデュース力もあったが、同時にトラブルメーカーでもあった。池谷氏についても、下半身問題はゆるゆるだったので、そこが懸念材料だ。

マルチ問題不起訴だった前田氏の鞍替え立候補は実務的には戦力になるだろう。

ともあれ、反自公みんなの党ではあるが、一人勝ちされないように「政治とカネ」問題は「お前に言われたくない」という有権者も多いのだから、その点ふまえて、政策をきちんと立てて、国会での議論を積み上げていただきたいね。それには自分たちが何をしてきたのか、という反省が見えて来ないと、今度は政治資金資金規正法であなたたちが検察にマークされる対象になる、ということだ。

オレは検察・警察の裏金問題は最低限法務委員会で三井環氏を招致して、検事総長を委員会で証人喚問すべきと思っている。それに賛同する新党なら小異をすてずに協力する。いまのところ共産党も検察情報重視でその気配はない。公明党もしかり。自民党にいたっては、「オレは大丈夫」のたぐいだ。だいたい、小泉進次郎の正体はマイケル・グリーンのこま使いであることは、証明されているのだ。そんな相続税脱税を担ごうと言う連中に誰が反応するのか。ネットでの情報は早い。一部若者に人気あることと投票が結びつかないことを思い知ることになるだろう。人材いないね。谷垣じゃねーーね。イシハラじゃーーね。





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小沢一郎 嫌われる伝説

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