ドン。キホーテ流、ラ・マンチャの男型、統合失調症の妄想日記

統合失調症と診断された、団塊世代の（妄想、幻視、幻聴体験）その６


先日、甲子園球場での妄想体験をひとつ書いたついでに、二年前の甲子園球場での別の日の体験を書いておこう。息子と二人で甲子園球場のセンター後方に座っていたのだが、大阪桐蔭の中田が出るというので、場内は異常にボルテージが上がったきた。整備員が何度も、座席の移動を促し、上手に無料の外野席をファンがうずめて行く。対戦相手は、メモが手元にないので、忘れたが、中田がセンター後方のカメラマン席付近に、特大の本塁打を打ってきたので、噂通り、当たれば飛ばすということを実感した日のことだ。

しかし、オレには別の意味で、この日甲子園の外野席は異常空間だった。いつの間にか、前列付近にどこかで見たことのある、有名人のカップルがところ狭しと座っていたのだ。

一番驚いたのは、冬季オリンピックで確か金メダルを取った、Ａのカップルだ。野球観にきたのか、ビール飲にきたのかわからない状態で、次々と隣の彼氏に注文していた。その他にも、ＢＳ放送の女子アナもカップルでいた。そのほかにも、よく見れば、どこかでみたことがあるような、人たちが大勢いたようだが、人が多すぎてはっきり覚えていない。金メダル女性は顔をひと目みたらわすれにくい顔だし、とにかくオレが座っている数段下でビールがぶ飲みしているのだから、目だっただけだ。




昨年、神宮球場で六大学の試合を見るようになったからも、結構、面白い現場を見た。Ｍ１チャンピオンでイケメンで売るっているボケ役の主が何を思ったのか、移動用の小さなスーツケースを派手にころがし、暑いのに上着を着込んで、
「オイ！お前ら気づけよ！」というパフォーマンスで、階段状の座席でもスーツケースをこれみよがしに、乱雑に扱い観衆の目を引こうともくろんだようだった。しかし、

観衆は野球に関心が高いのと関西のように有名芸能人に、東京の連中は興味を示さないためか、
まったく無視していたのが、面白かった。もっとも、こっちも、
斎藤佑樹観にきているのだから、Ｍ１だろうが、よそ見している余裕はなかった。



ま、野球場からみでは、いくらでもあるが、歌手のＫＫが金髪のカツラか、染めていたショートカットかわからなかったが、真夏というのに黒の半袖のワンピースを着て、彼氏といちゃいちゃしていたのが、可愛いかった。しかし、何かの歌番組で彼氏はサクラと暴露していたが、本当かどうかは知らない。後に黒のワンピースの意味の謎解きはできたような気がしたが、ここでは、そのことやその他のことは書かないでおく。




それよりも、甲子園球場といえば、昨年の八月後半に田舎の吉野から近鉄南大阪線でオ○ロ●がすっぴんで、おおきなスーツケースを持って乗っていたが、乗客は誰も気づく気配がなかったので、オレも似たニセモノだとおもった。実は本物だったらしい。

今度は環状線を乗り継ぎ甲子園に着いて、駅前のマックで休憩していたら、関西落語界のビッグネーム（オレの高校時代の先輩らしい、と聞いたことがある。）らしき老人とおばさんが世間ばなしをしていたが、そのときはだれかまったく、気がつかなかった。ただ、斜め前にすっぴんで、あの女子ゴルフのＯＡらしき人が知人と座っていたようだが、こちとらは、パソコンのネットで帰りのバス予約の日程確認などに熱中していたので、本当にそれが、ＯＡさんだったか、どうか知らない。

座席は外野のビジター側の指定席しかなかったが、応援席に近かったので空いた席に移動した。

その日のオレの行動はなぜか「ボーク連発」と誰かに言われたが、オレが何のことだったか知るのは、妄想が本当だったことを確信できてからだったが、待ち伏せされることに警戒心を持っているので、本能的に避けるのが、うまくなったようだ。

しかし、元ＨＴのＮの娘だけは、避けようにも避けようがない、目立つ存在なので、話相手にはいつもなる。ほんのさわりだが、
、甲子園妄想体験は、とにかく疲れるのだ。